スイミング・プール

スイミング・プール SWIMMING POOL 2003/英、仏
監 督●フランソワ・オゾン
脚本●フランソワ・オゾンエマニュエル・ベルンエイム
キャスト●シャーロット・ランプリングリュディヴィーヌ・サニエチャールズ・ダンスほか
イギリスの人気ミステリー作家のサラはスランプ気味。出版社の社長の勧めで、執筆のため南仏の別荘を訪れるが、そこに社長の娘だと名乗るジュリーが現れる。彼女の自由奔放な振る舞いに、生活を乱され苛立つサラ。しかし、その反面、創作意欲を刺激され、筆はどんどんと進んでいく・・・。

なんかフランソワ・オゾンが嫌いになりそうな映画でした。なんなんだ、これ、何オチ?騙されてスカッとする映画もあるし、謎が解けてそれが優越感になったりするときもあるけど、この映画は未だに解けない謎が残っている。まあ、単に私はバカなだけかもしれないが。映画見てて途中で変だなあと思うシーンはいろいろあったけれど、それがラストでああ、そうだったのかとわかるとストンと落ちるんだけど。(それが夢オチだったりしてガッカリすることもあるけど、それはそれでモヤモヤは残らない。いい映画かどうかは別として。)謎が解けないと監督が何を伝えたかったか伝わらないでしょう?ただ観客を悩ませたかったわけでもないでしょうに。