ファザーズ・デイ
ファザーズ・デイ ＦＡＴＨＥＲ’Ｓ ＤＡＹ １９９７年・アメリカ
〔製作・監督〕アイヴァン・ライトマン
〔出演〕ロビン・ウィリアムス、ビリー・クリスタル、ナスターシャ・キンスキー ほか
「ゴーストバスターズ」のアイバン・ライトマン監督がロビン・ウィリアムス、ビリー・クリスタルという二大コメディ・スターを起用して撮ったハートウォーミング・ストーリー。弁護士と作家に扮した２人が、かつての恋人から行方不明の息子を探すよう頼まれ、珍道中を繰り広げる。果たして、どちらが本当の父親なのか…。ジェラール・ドパルデュー主演のフランス映画のリメイク。
ロビンもビリーも好きな俳優さん。安心して見られるコメディでした。
列車に乗った男
列車に乗った男 L' HOMME DU TRAIN THE MAN ON THE TRAIN 2002/仏／独／英／スイス
監 督●パトリス・ルコント キャスト●ジャン・ロシュフォール、ジョニー・アリディ、ジャン＝フランソワ・ステヴナンほか
シーズン・オフのリゾート地。列車から降り立った流れ者の中年の男ミランは、頭痛のため、商店街の薬局へと立ち寄る。そこで出会った初老の男性マネスキエに招かれ、屋敷に泊めてもらうことに。互いの人生を語り合う内、2人には友情が芽生えていくが・・・。
暗そうな映画で期待していなかったんですが、すごいよかったです。一番心に残ったのはレストランでやかましくしている若者に意を決して注意しにいった老教授。喧嘩も辞さずと思っていたのに相手は思いがけず自分の教え子。しかも詩を好きになれたのは先生のおかげと礼まで言われてしまう。拍子抜けの教授。教授は第2の人生はお預けになってしまうが、流れ者にとってはそんな教授がうらやましくさえあったのだろうと思った。堅実な生き方からそうでない生き方にと、勇気をもって“第二の人生”に踏み出したはずだったのにそうはならなかった教授の気持ちを思うとなんか涙が出ました。この歳になると自分の生きなかった人生に憧れるという話はなにか身につまされます。音楽もすごくよくて中年以上の人にお薦めしたい映画でした。
エル・コロナド 秘境の神殿
エル・コロナド 秘境の神殿 CORONADO 2003/米、独
監 督●クラウディオ・ファエ キャスト●クリスティン・ダッティーロ、クレイトン・ローナー、マイケル・ロウリー、ジョン・リス＝デイビスほか
ビバリーヒルズで婚約者ウィルと暮らすクレアは、幸せの絶頂にいた。ある日、クレアは、ウィルが大事な書類を忘れて出かけたことに気付く。書類を届けるついでに、彼と一緒に甘いクリスマスを過ごそうと、クレアはオフィスのあるスイスへと旅立つが・・・。
予告編からしてＢ級？って感じでしたがやっぱり・・でした。そこそこ悪くはないんだけど、なんでだろ、すごく眠たくなりました。主演の女優さんは結構よかったです。アメリカが悪ってところがハリウッドじゃないという感じでした。
ザ・ウェディング
ザ・ウェディングTHE WEDDING（1998年 アメリカ）
監督：チャールズ・バーネット
出演：ハル・ベリー、シャーリー・ナイト
人種問題が大きな社会問題だった１９５０年代前半の時代を舞台に、白人の血を引く裕福な生まれの黒人女性が、人種間の軋轢などに悩まされながら自分の道を模索する物語。
アフリカ系アメリカ人の中でもより黒い人と少し白い人との間にも差別がある。自分達の生活をよりよくするために仕方のないことだったんだろうと思いました。差別されつつ差別するっていうところがなんとも複雑で難しい問題だなあと思いました。ハル・ベリーはきれいです。
眺めのいい部屋
眺めのいい部屋A ROOM WITH A VIEW（1986年/英）
監督、ジェームズ・アイヴォリー 出演、ヘレナ・ボナム＝カーター、デンホルム・エリオット、マギー・スミス、ジュディ・ディンチ
２０世紀初頭、イギリス。良家の令嬢であるルーシーは、旅先で訪れたフィレンツェで一人の青年ジョージと出会う。情熱的な彼にルーシーは次第に魅せられてゆくが……。封建的思想の残るイギリスを舞台に、イギリスの格調高い美術や衣裳、そして美しい映像で綴ったラブ・ロマンスの秀作。
ストーリーはあまり好きなタイプのものではなかったけれど、ヘレナ・ボナム＝カーターがかわいくてよかったです。イギリスの貴族の恋愛ものってもひとつ面白いのないです。もっと波乱万丈なのは面白いけど。（階級の違うもの同士が結婚していろいろな障害を乗り越えてっていうのなら面白いのに。）貴族同士の恋愛でうじうじっていうのはあまり興味惹かれません。
