真夜中のサバナ

真夜中のサバナ MIDNIGHT IN THE GARDEN OF GOOD AND EVIL 1997年・アメリ
〔製作・監督〕クリント・イーストウッド 〔出演〕ジョン・キューザックケビン・スペイシージュード・ロウ ほか
全米ベストセラー・ノンフィクション小説をクリント・イーストウッドが映画化。ニューヨークの記者ジョンは、北米一美しいといわれる町、サバナに住む億万長者ウィリアムズの屋敷で開かれるクリスマス・パーティの取材に訪れる。ところがその真夜中、屋敷に出入りしていた青年ビリーが殺され、ウィリアムズが容疑者として逮捕される。ジョンは正当防衛を主張するウィリアムズの了承を得て、独自の調査を開始する。

キャストにひかれて見てみましたが、なんか退屈な映画でした。法廷シーンももひとつだったし。ウィリアムズに共感できなかったからかなあ?

エレファント

エレファント ELEPHANT 2003/米
監 督●ガス・ヴァン・サント キャスト●ジョン・ロビンソン、アレックス・フロスト、エリック・デューレン、イライアス・マッコネル
オレゴン州ポートランド郊外にある高校。遅刻してしまったジョンは居残りを命じられる。写真好きのイーライは、あちこちで写真を撮り続けている。いつもと変わらない1日のはずだった。しかし、内気な少年のアレックスは、親友エリックとともにある計画を実行しようとしていた。

欲求不満たまりそうな映画。結局、殺人の動機はいじめられたから?動機がそうでも実際事件になるにはいろいろな要因があるんだろうけどそれはあまり描かれてなかったです。それより普通に生活する高校生たちがいとも簡単に殺されてしまう恐怖、でも、それ描いてどうするんだろうっていう気持ちも残ります。

ハンニバル

ハンニバルHANNIBAL(2000年 アメリカ)
監督:リドリー・スコット
出演:アンソニー・ホプキンス、、ジュリアン・ムーア
あの惨劇から10年、ハンニバル・レクター博士が帰ってきた!世界中を恐怖のどん底の叩き込んだ、トマス・ハリス原作の傑作サイコ・ホラー『羊たちの沈黙』第2章。

面白かったです。羊たちの沈黙も見たけどほとんど覚えてなくて・・・。猟奇的な所とかあまり好きじゃないんだけど、レクター博士の殺人って芸術的ですよね。一貫した美学があるような気がします。ジュリアン・ムーアもなかなかよかったとおもいます。前の人より大人っぽいというか色気があるように思いました。ゲイリー・オールドマンは全然わかりませんでした。レイ・リオッタの憎たらしいところもgoodでした。

ガウディアフタヌーン

ガウディアフタヌーンGAUDI AFTERNOON(2002年/米=スペイン)
監督、スーザン・シーデルマン
出演、ジュディ・デイヴィスマーシャ・ゲイ・ハーデンリリ・テイラージュリエット・ルイス、クリストファー・ボーウェン、マリア・バランコ、コートニー・ジンズ、ペプ・モリナ
 18歳でミネソタの家を飛び出して以来、世界中を転々としているカサンドラ。現在はバルセロナラテンアメリカ文学の翻訳をして暮らしていた。ある日、彼女のもとをフランキーという謎の女性が訪ねてきて、2年前に失踪した夫ベンを探してくれと頼み込む。一旦は断ったカサンドラだったが、高額の報酬に心が揺れ、結局その依頼を引き受ける。やがて、カサンドラはベンを見つけ出すことに成功。どうやらベンはちょっと変わった人物たちと同居しているらしい。何はともあれ、フランキーから小切手を受け取り一件落着かと思われたが……。

マーシャ・ゲイ・ハーデンって女性ですよね?ゲイの役ってどうなんだろ。ジュディ・デイヴィス素敵です。前半はいろいろ謎があって面白かったけど後半は一応ハッピー・エンド?で拍子抜けしました。そんなに簡単に解決しちゃうのかな?って。ベンとフランキーの娘が実は男の子だったっていうオチかなって思ったけどそれは考えすぎだったようです。

イノセント・ライフ

イノセント・ライフTHE SLINGSHOT 1994年・スウェーデン
〔監督・脚本〕オーケ・サンドグレーン
〔出演〕イェスペル・サレーン、ステラン・スカールスゴード、バシア・フリュードマン、 ニクラス・ウールンド ほか
1920年代のストックホルムを舞台に、10代の思春期の少年が成長していく姿をノスタルジックに描く。社会主義者の父、ユダヤ人の母、ボクサー志願の兄と暮らすローランド。ユダヤ人の血をひいていることで友達にも教師にもいじめられているが、たくましく生きている。ある日、自転車を買うために、母が闇市で売っているコンドームを使ってちょっとした商売を始めるが・・・。スウェーデンアカデミー賞最優秀作品賞受賞作。

こういう映画大好きです。思い込みは激しいけど愛情深い両親が特によかったです。担任の先生がDr.中松に似てました。子役の少年、生き生きとしてました。不良の少年やら個性的。

マルチニックの少年

マルチニックの少年 RUE CASES NEGRES 1983年・フランス
〔監督・脚本〕ユーザン・パルシー 〔出演〕ギャリー・カドナ、ダーリン・レジティム、ドゥタ・セック ほか
西インド諸島文学の古典、ジョゼフ・ゾベルの自伝的小説「黒人小屋街」をゾベルと同じマルチニック出身の女性監督ユーザン・パルシーが映画化。1930年代、カリブ海の東端に位置する植民地マルチニック島で祖母と2人きりで暮らす10歳の少年ホセ。祖母からどんな時でも人間としての誇りを持つよう教えられた彼の夢は、奨学金で町の上級学校に進むこと。やがて彼は夢を叶え、友人との出会いや祖母との別れを通じ成長していく。

特に感想なしです。

あなたにも書ける恋愛小説

あなたにも書ける恋愛小説 ALEX AND EMMA 2003/米
監 督●ロブ・ライナー キャスト●ケイト・ハドソンルーク・ウィルソンソフィー・マルソーほか
作家のアレックスは、スランプに陥り新作が書けずいた。おまけに、借金取りに執筆用のパソコンを壊されてしまう。返済期限の30日間で小説を書き、原稿料を手に入れなければならないアレックスは、悩んだ末、口述筆記を思いつき、速記者のエマを雇う。

ケイト・ハドソンかわいいです。きっと美人じゃないんだろうけど、表情もゆたかでキュートでした。ストーリーは最初の方、アレックスとエマの掛け合い?が面白かったです。中盤はちょっとだれてきて眠かった。ラストはよくあるラブコメという感じでした。女性と男性の恋愛観とか異性観とかの違いが面白かったです。