チャイナシンドローム

チャイナシンドロームTHE CHINA SYNDROME1979年/アメリ
監督:ジェームズ・ブリッジズ 出演:ジェーン・フォンダジャック・レモンマイケル・ダグラス
ロサンゼルスのテレビ局に勤める人気キャスター、キンバリー・ウェルズはある日、カメラマンをともなって原子力発電所を取材中に偶然、原子炉事故を目撃してしまう。その場はおさめたものの、依然事故再発の可能性は否定できなかったが発電所所長は運転再開を諦めない。誠実なベテラン技術者ジャックは、事故の原因となる証拠写真をキンバリーに託し世間に訴えようとするが、彼らは何者かに命を狙われることになる…。

途中まで退屈でした。やはり古いからかなあ?ラストのほうは結構ハラハラドキドキで面白かったです。

永遠(とわ)の語らい

永遠(とわ)の語らい UM FILME FALADO UN FILM PARLE A TALKING PICTURE 2003/ポルトガル、仏、伊
監 督●マノエル・ド・オリヴェイラ キャスト●カトリーヌ・ドヌーヴジョン・マルコヴィッチステファニア・サンドレッリイレーネ・パパスほか
7才の少女マリアは、母親のローザと共に、ボンベイにいる父親に会う為、船旅に出発した。マルセイユアテネイスタンブール、エジプトなど、数々の遺跡を巡りながら、歴史学の教授であるローザは、マリアに歴史が現在に残した意味を教えていく。

途中まですごく退屈で、これは教育映画かと思って観てたんですけど、ラストがこれは一体?!というような結末で、びっくり。やっぱり、痛烈な欧米批判なんでしょうか。

フール・フォア・ラブ

フール・フォア・ラブFOOL FOR LOVE1985年 アメリ
監督:ロバート・アルトマン出演:サム・シェパード   キム・ベイシンガー
気鋭の劇作家シェパードが巨匠アルトマンを監督に得て、自作戯曲の映画化に挑んだ異色ラブストーリー。傷つけ合いながらも互いに求め合う男と女の情念が描かれる。

全然ダメ。受け付けない。何がなんだかわからん映画でした。

誰も知らない

誰も知らない NOBODY KNOWS 2004/日本
監 督●是枝裕和 キャスト●柳楽優弥、YOU、北浦愛、木村飛影、清水萌々子韓英恵串田和美、岡元夕起子ほか
都内のアパートで暮らす母親と子ども4人の家族。子どもたちは、父親がみな別々で、学校に通ったこともない。仕事で帰りが遅い母親の代わりに、長男の明が家事をこなす。不自由な暮らしではあったが、彼らなりに幸せな毎日を過ごしていた。しかしある朝、明が目覚めると母親の姿は消えていた・・・。

ものすごく期待して見に行ったんですけど。この映画の元になった事件のことネットで調べたりして見にいったせいか、事実の悲惨さに比べて(末妹が死んだのは事故ではなかったことなど)ちょっときれいすぎるんじゃないの?って思ったり。まあ、この映画はフィクションとはわかっているけど、なんかこれ見て主人公の少年が“頑張ったね”って言われた気になるのかなと思いました。
監督さんは母親を非難するつもりはないらしいけど、私はこの母親には最初からむかつきっぱなしでした。

リトル・ダーリング

リトル・ダーリングLITTLE DARLINGS1980年 アメリ
監督:ロナルド・F・マクスウェル出演:テイタム・オニール クリスティ・マクニコル
思春期の女の子たちが、性に関するさまざまな経験を通じて成長してゆく姿を、ほのぼのとしたタッチで描く思春期映画。マクニコルのにびやかな演技に注目。

最初は古いせいもあってちょっとベタかなあと思って見てました。でもなかなかよかったです。SATCのミランダ役のシンシア・ニクソンが出演してました。エンドロール見るまで気付きませんでした。巻き戻してみてみると、少女でした。(当たり前)

アフター・ダーク

アフター・ダークAFTER DARK, MY SWEET1990年 アメリ
監督:ジェームズ・フォーリー出演:ジェイソン・パトリック レイチェル・ウォード
場末の酒場で出会った未亡人に魅かれた元ボクサーが、彼女の叔父の誘拐計画に引きずり込まれていくハードボイルド・タッチの男と女のドラマ。

せつない映画でした。ジェイソン・パトリック悲しげ。お薦めの映画。

人生は、時々晴れ

人生は、時々晴れ ALL OR NOTHING 2002/英、仏
監督、マイク・リー 出演、ティモシー・スポール レスリー・マンヴィル、アリソン・ガーランド、ジェームズ・コーデン
タクシー運転手のフィルは、スーパーで働く妻ペニー、老人ホームに勤める娘レイチェル、そして無職の息子ローリーの一家4人で、ロンドンの集合住宅に住み、質素な生活を送っている。娘は決して心を開こうとはせず、息子は反抗的な態度を崩さない。結婚生活の長い妻とも深い溝を感じてしまう今日この頃。すっかり、家族らしい会話もなくなっていた。それはフィルの家族だけではない。同じ集合住宅に住むフィルの同僚やペニーの同僚もやはり家庭内に問題を抱えていた。そんなある日、予想もしない悲劇がフィルの一家を襲う…。

タイトルの割にはあまり“晴”って感じの映画ではありませんでした。ときどき晴というより後晴というか、晴もギンギンのお天気じゃなくて木漏れ日のような。見ててちょっとしんどくなる映画でした。